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サツマイモの日🍠

スタッフのブログ

本日、10月13日は「さつまいもの日」です。

  • 一般的な認知として10月がサツマイモの旬であること
  • 江戸時代の焼き芋屋が「栗よりうまい十三里」という売り文句で売り出したこと

2つの理由をかけ合わせて、川越いも友の会により10月13日に制定されました。

なお、売り文句である「栗よりうまい十三里」は、「栗(九里)」と「より(四里)」を足して十三里、という洒落からきています。これが当時の江戸庶民に受けて「さつまいも=十三里」という認識が広がったそうです。

今回はそんな「サツマイモの日」にちなんで、サツマイモの豆知識を皆さまと共有できればと思います。

サツマイモの歴史

さつまいもは、熱帯アメリカ・メキシコを中心とした中米を原産地とする作物です。

紀元前800~1000年ごろには既に中央アンデス地方で栽培されていたと考えられています。

以外にも、日本に初めてさつまいもが上陸した場所は「宮古島」でした。

その後本州に初めてやってきた場所が「薩摩」であり、徳川吉宗が大飢饉の対策として痩せた土地でも比較的育つサツマイモを薩摩から取り寄せ、全国区に広めたことで「サツマイモ」が日本に定着したと言われています。

さつまいもの種類

芋の巣でも取扱いのある種類も含めて大まかに説明します。

名前特徴
シルクスイート「春こがね」と「紅まさり」を交配した品種であり濃い紅色の表皮が特徴です。
その名の通り絹のように口当たりがなめらかで、しっとりとした甘さが魅力となっています。
紅はるか形の外観や実の発色に定評があった「九州121号」と、皮の色や「春こがね」の掛け合わせで誕生した紅はるかは、高い糖度の糖質の中でも麦芽糖の比率が高いとされ、食べると濃くて強い甘さでりながらどこか上品な甘さです。
鳴門金時徳島県の特産で、この地の雨が少なく温暖な気候と、海のミネラルをたっぷりと含んだ砂地で作られます。加熱するとホクホクとした食感で上品な甘みを出します。
安納芋さつまいもの代名詞のような存在になった大人気の種子島原産のさつまいもで、非常に糖度が高く、加熱すると芋蜜が出てきます。水分が多くネットリとした食感が特徴です。
黄金千貫外皮は白く見た目はジャガイモのようで、他のサツマイモと比較してもでんぷんが20~30%ほど高く、芋焼酎に使われている芋の大半がこの黄金千貫とされています。ホクホクとして料理や製菓にも使われます。
芋の種類表

さつまいもは現在栽培されているものだけでも40~60ほどの品種があり、用途や好みに合わせて使い分けられています。

芋の巣でも定番のシルクスート、紅はるか、鳴門金時をはじめ、その時々で入荷するサツマイモのラインナップも変わりますので、またSNSもチェックしてみて下さい。

さつまいもの作り方

サツマイモは水はけをよくした畑に苗を植えて栽培し、植えつけは西日本では4月下旬、東北では5月下旬です。

肥料には、化学的に合成された肥料のほか、牛や豚など家畜の堆肥(たいひ)が用いられます。

サツマイモは、害虫や病気の被害に強く栄養分や食物繊維を多く含む作物です。

そのため先ほどの歴史にもあったように、江戸時代には飢饉のときの非常食として利用され、戦時中も重要な食料とされてきました。

現在では、土の消毒や輪作などの栽培技術により質の高いさつまいもが育成されています。

10月~11月ごろにかけて収穫され、スーパーや飲食店などに出荷されていきます。

サツマイモの旬

ここまでの説明でサツマイモの旬は秋ごろであると記載しておりますが、収穫の時期だけが旬であるとは限りません。

芋の巣で取り扱うサツマイモは「甘熟」の名の通り、自社倉庫にて熟成を行っております。

一定期間、温度や湿度をコントロールしながら保管することで、さつまいもに含まれるでんぷんが時間の経過とともにでんぷん質が糖化すことで、コクが生まれ甘みが強くなります。

この熟成期間が一般的に収穫から1~2か月で、サツマイモを更に美味しく食べられる時期は12月~1月ごろになります。

まとめ

10月13日の「さつまいもの日」は、川越いも友の会により定められた記念日です。

中米を原産地とするさつまいもは、中国を経由して日本に伝来し、薩摩藩を経由して日本全土に広まりました。

現在では品種改良などが進められて、さまざまな特徴を持つさつまいもが開発されています。

サツマイモの熟成させることにより美味しくなります。

ぜひ「浪漫焼き芋芋の巣」で魅力的なサツマイモをお楽しみ下さい。

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